静岡県小山町の富士山須走口7合目の山小屋「見晴館」付近に、本来の登山ルートとは違う方向を示す矢印が岩などに落書きされていたことが14日、町への取材で分かった。矢印に従って進むと、滑落の危険がある岩場がある。けがをしたとの連絡はないという。

山小屋関係者によると、実際に間違った方向に進んだ人もいたといい「大事故に遭う可能性もある。自然保護の観点からもひどい行為だ」と話している。町は落書きを消す方針で、環境省などと対応を協議する。

矢印の大きさは約30センチ。白色のスプレーのようなもので約300メートルにわたり2メートルほどの間隔で落書きされていた。山梨県側の吉田口下山道につながるが、足場の悪い岩場が続くという。見晴館が10日、進入できないようロープを張った。

落書きは6月20日、見晴館の開館準備に訪れた関係者が発見し環境省に通報、下旬に環境省から町に連絡があった。http://www.sankei.com/affairs/news/170715/afr1707150004-n1.html